こんにちは。十大学合同セミナー50期運営委員長の杤原里佳子と申します。

私たちは大学の垣根を越えた学習と交流で、国際社会への学びを深めていく学術団体です。半世紀の歴史を持ち、今年で50年の節目を迎えます。

十大学合同セミナーは、私たちが生まれるずっと前から当時の国際情勢について議論しています。このセミナーが始まった頃は、主に戦前・戦後の日本外交を扱っていました。80年代、激動の冷戦下を生きる当時の学生たちは変化し続ける冷戦下の情勢について必死に考え、議論を交わしました。世紀の変わり目では、冷戦を経て大きく変化した国際社会を考察しました。2010年代、グローバル化が急速に進展する中で浮上した主権国家体制の変容を取り上げたり、全世界で取り組んでいるSDGsを再考したりしてきました。

そして今年は、この2年で私たちの生活に大きな影響を与えたCOVID-19に関連したテーマに取り組みます。十大では、その時代その時代を生きる学生だからこそ持てる視点から、世界の諸問題と向き合います。

私は2年前初学者として十大に飛び込み、周囲の知識量に圧倒されつつも沢山の刺激を受け、勉強への意欲が高まりました。昨年の3カ月は知識、知見を広げると同時に、チームで活動することについて考える日々でもありました。また2年間様々な価値観の人と出会い、共に活動したことで自分にとっての「当たり前」を何度も見直しました。

100日間で20人の仲間と一本の論文を執筆する。数え切れないほどの新しい発見や嬉しいこと、楽しいことがある一方で、辛いこと、悩むことも沢山あります。皆で1つのことを達成するのは中々簡単ではありません。しかし、そこにこそ十大で活動する意味や楽しさがあるのではないでしょうか。

十大を通して得られるものは人によって異なります。3か月間本気で取り組めば、その分様々なこと経験し、学べることは確かです。十大に、国際問題に、少しでも興味があれば参加してみませんか。

やる気ある皆さんと共に活動できる100日間を楽しみにしています。

学術団体「十大学合同セミナー」50期運営委員長

杤原里佳子