先日6月3日、明治大学にて、
第2回目となる教授相談会を行いました。
先月行った相談会の時よりも、
各セクションが論文案をさらに
ブラッシュアップさせて
本日の相談会に臨みました。
そして今回の相談会は5名の
協力教授の方にお越しいただきました。
東洋英和女学院大学大学院 国際協力研究科
客員教授
滝澤 三郎 先生
早稲田大学社会科学総合学術院
准教授
奥迫 元 先生
東洋英和女学院大学大学院 国際協力研究科
客員教授
河野 毅 先生
東京財団政策研究所
研究員・政策オフィサー
平沼 光 先生
東京女子大学 現代教養学部
講師
西村 もも子 先生
今回は全体発表という形式をとって、
各セクションの代表者が
各々の論文案を発表しました。
十大は議論だけでなく
「発表の場」でもあります。
今日までに発表準備を進め、
全体の前に立って発表をした
セク員の方は貴重な経験に
なったのではないでしょうか。
【各セクション論文テーマ案】
◇資源環境セクション
「海洋プラスチックゴミ問題を解決するためには」
◇貿易セクション
「自由貿易体制における途上国発展への道筋
―ロストウ理論における成熟期を目指して―」
◇難民セクション
「難民保護がうまくいかない直接的な理由(問題)は自国中心主義ではないか」
◇テロリズムセクション
「なくならないテロの脅威
―欧米諸国で起きる無差別テロと軍事介入の関係性―」
◇平和構築セクション
「平和構築活動におけるローカルオーナーシップの重要性
―市民社会アクター・新興国の活動から―」
各セクションの発表に対して
教授の方々がご自身の専門領域の
観点を交えながら、
フィードバックをしてくださいました。
また、
「現状分析が足りているか」
「Gテーマとの関連は薄れていないか」
「国や地域の研究をできているか」
「問題に対処するアクターの選び方は適切か」など、
論文を執筆するにあたって、
セク員が気が付きにくい視点に
ついてもご指摘をいただきました。
学術局の司会にもありましたが、
「執筆合宿までセク会は残り6回のみ!」
となりました。
昨年十大を経験した私たちからすると、
6月の1か月間はあっという間に
過ぎ去ったなという感覚があります。
それほど、論文執筆の追い上げに
拍車をかける時期になります。
今回の教授相談会を終えて、
論文案の中身ももちろんですが、
セクの進め方についても、
「三役に仕事が偏りすぎていないか」
「セク員全員で問題意識・問い・仮説の共通認識はできているか」
「目指すべきゴールはより明確なものであるか」など
見直すことも大事かもしれませんね!
泣いても笑っても論文の
提出まではあと1か月弱…。
今まで以上に議論を活性化させて、
切磋琢磨しながら頑張っていきましょう!
46期広報局
吉田賢一