連載企画第3弾、「自分に変化を!」シリーズ第1回目となる今回のテーマは、
十大の理念である学習と交流のうち、学習に関わる部分です。

それは「知的成長」!!

ブログ担当者全員あり

こんにちは!
東京女子大学国際社会学科の大塚史奈です。ブログには二度目の登場です。

どうか最後まで読んでくださいね。

 


さて今回は私が十大でどのように自分に変化があったのかをお伝えします!

《十大に出会うまで》

実は私は十大三年目の古参です。
2年生から十大に参加した理由は大学での勉強がなんか物足りないな…と思っていたからです。

1年生で受けた国際関係論の授業もただ世界史を復習しているだけのように感じたし、他の講義も国際関係ではなくて地域研究ばっかり。おまけに文化人類学はなにを言っているのかさっぱりでした…。「国際関係専攻」なのに国際関係全然勉強していなくない??と思っていた時に出会ったのが十大でした。

(※私のゼミの担当教授であり、学生思いの素敵な黒川先生の名誉のために補足しますと、国際関係論は国際関係の理論を歴史とともに教えてくれる素晴らしい講義です。しかし1年生だった私には理解できませんでした。先生ごめんなさい。)

大学での勉強に満足できず、かといって自分で勉強するほどのモチベもなかった私ですが、十大を見つけた瞬間に、

「ずっと勉強したかった国際関係を勉強できる!」

(さらに他大の男子とも交流できる笑)と思い、同じように大学での勉強が物足りないと思っていた友達と一緒に飛び込みました。


《悔しい思いをした一年目》

2年生の時はテロリズムセクションに所属しました。

ちょうど募集の時期に大規模なテロがヨーロッパで頻発していて「テロってなんで起こるんだろう。そもそもテロってなんだろう。」と思ったからです。

しかし十大開始前の甘い考えとは裏腹に、テロセクでは自分の意見が全く通らず、論文案がなんども白紙に戻り、調べてきたことが無駄になる…という経験をしました。さらに完成した論文はぶっちぎりの最下位。今までの人生でベスト3に入るくらいには悔しくて、現貿易セクションチューターのあかりと二人で順位発表後、めちゃくちゃ泣きました。そして「来年はもっと頑張ろう、結果を残そう」と約束しました。

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(2年生のテロセクの時の写真。テロセクは2女が二人しかいなくてとっても仲良しになりました。)


《納得いく結果が残せた2年目》

1年後、私は資源エネルギーセクションに所属しました。

1年前の反省と悔しさをバネに昨年以上に努力をしました。たくさん文献を読みましたし、レジュメのまとめ方も工夫しました。図書館の国際政治、資源エネルギーのコーナーにはなんども通いました。

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(読んだ論文と本。エネルギーについてのデータを集める際には英語の文献も読むことがありました。)

いま振り返れば、とにかく自分にできることを必死になって行った3ヶ月でした。

今までの自分だったら絶対にやらないような地味な仕事の連続の参考文献係も引き受けました。論文の体裁を整えたり、論文要旨を書いたりできることはすべてやりきりました。

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(論文執筆中。提出15分前に参考文献に抜けがあったことが発覚しめちゃくちゃ焦りました。)

そしてすごく納得のいく論文を完成させることができました。絶対優勝したい!と思っていたのに結果は2位。またも悔しい思いをしましたが、同時に言葉では言い表せないほどの達成感もありました。

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(総括合宿、順位発表後の写真。みんなすごくいい笑顔!)

十大を経験したことでテロリズムや資源エネルギー問題、論文執筆に関する知識はもちろん

・自分の意見をより効果的に主張すること
・話し合いの流れを適切にまとめ、整理すること
・自分にできることを見つけ、それを全力で行うこと

など様々な部分で成長することができました。


《様々な場で活かされる十大の経験》

十大で学んだことは現在のゼミの活動でも大いに役立っています。

十大参加前は論文執筆の際に必要な「問題意識、問い、仮説、先行研究批判」といった言葉の意味が全くわからなかった私ですが、いまでは理解できるようになりました。また、ゼミ発表の際はわかりやすいレジュメと論理的な説明を心がけることで黒川先生にも論文案の構成を褒めていただくことが増えました❤

そして現在は運営委員をやらせていただいていますが、その中でも日々成長が出来ていると実感しています。

十大での学びは今後の大学生活、ひいては就職活動などずっと先まで活かすことのできるものばかりです。

大学生活において「本気で学問と向き合い、自分を成長させること」ができる場所、それが十大学合同セミナーです。

 

みなさんも、仲間とともに「自分に変化を」起こしてみませんか?

 


いかがだったしょうか。

今回は東京女子大学より大塚史奈がお届けいたしました。

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