皆さん初めまして!

明治大学政治経済学部の油井健将(ゆいたけまさ)です!

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12月も後半に入り、寒さもかなり厳しくなってきたような気がします。皆さん、体調にはお気を付けください…

そしてなんと、早いものでこの連載企画もついに折り返し地点にやってまいりました!

今回お送りするのは第3弾!
ついにお待ちかね、このセクション!

「難民セクション」

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「難民」という言葉、テレビや新聞などのメディアを通して良く目にする言葉ですが、実はなんとなくしか知らないという方は、意外と多いのではないでしょうか?この記事を通して、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。そして、もっと学んでみたい!難民問題を解決したい!
という熱きハートをお持ちになった方は…ぜひ十大で共に学びましょう!


さて、本題ですが…

皆さんは「難民」と聞いてどのような人達を思い浮かべるでしょうか?

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逃げている人、家を無くした人、差別を受けている人などを想像するかもしれません。

その認識でほぼ正解と言えます!
難民を一言で言い表すならば「何かしらの理由で、逃げなくてはならない人々」ということです。

さらに、2016年6月にUNHCRが発表したグローバル・トレンズ(年間統計報告書)によれば、2015年末時点で「6530万人」もの難民が支援を必要としているとのことです。
(そんなにいるのか!と驚いた方も多いのではないでしょうか。)

そして、このほとんどが中東やアフリカなどの紛争多発地域、貧困地域に集中しています。

 

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では次に難民の実態とそれに付随する問題をもう少しだけ具体的に見ていきましょう!

難民にはざっくりと分けて「国内」に留まる難民と「国外」に移動する難民がいます。
一つずつ見ていきましょう。

 

①「国内」に留まる難民は「国内避難民」と呼ばれます。

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そうした人々が国内に留まる理由として、国境でせき止められる場合や、本人が自国を離れたくないなどと様々ですが、何よりも問題はその数です。
国内避難民は約「4000万人」いると言われます。先ほど述べた支援が必要な難民数の約3分の2の人が国内避難民ということですね。尋常じゃない数です。そして、このほとんどの人がまともな生活を送れていない状況にあります。
こうした人々に対して、我々はいかに向き合うべきなのでしょうか?

じっくり考える必要がある問題ですね。

②次に国外に移動する難民についてです。

どういった問題が挙げられるのでしょうか。

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ここでは皆さんの記憶にも新しい「欧州難民危機」を例にとってみましょう!
2015 年、欧州に大量の難民が流入しました。一年間で約「100万人」もの難民が
流れ込んだと言われています。

始めの内は受け入れに寛容な姿勢を示していた欧州諸国でしたが、今となっては難民に対してむしろ排斥主義的な動きが目立つようになりました。

”難民が私たちの仕事を奪っていく! テロが起きる元凶は難民だ!”
などというインタビューをテレビで見たことがある人も多いでしょう。

また、イギリスがEU離脱(BREXIT)を表明した理由の一つにも難民の流入を抑えたいというのがあるように、欧州諸国にとって難民問題は早急に対処しなくてはならない問題となっています。

以上、ほんの一部ですが、難民問題について紹介してきました。
難民問題には多くの要素が絡むので、非常に複雑であると言えます。

 

この難民セクションでは、「多国間主義」というキーワードを基に、複雑かつ多様な難民問題を熱い議論を通してしっかりと学んでいってもらいたいと思います!


この難民セクションには皆さんをサポートする最強のチューター陣(詳しくはクリックしてください)がいます!

☆45期移民・難民セクション経験者!
優しさと落ち着きに溢れる我らがリーダー! 早稲田大学 小林勇輝

☆とにかく声がでかい!
いつでもどこでもムードメーカー! 明治大学 水津裕貴

☆悩みがあったらいつでもどうぞ!
我らが紅一点! 早稲田大学 羽田野佳織

☆そして、わたくし!
三カ月間、全力でサポートさせていただきます! 明治大学 油井健将

この四名で皆さんの三カ月間を全力でサポートさせていただきます!


改めまして、この難民セクションはこのような方におすすめです!
・難民について関心がある!
・困っている人がいるなら助けたい!
・なんだかよくわからないけど、とにかく勉強がしたい!

そうした熱い想いを持つ方は、是非参加してみてください!

最後になりますが、
この三カ月間を通して行う議論と学びは、皆さんにとってかけがえのないものに間違いなくなると思います。不安でいっぱいな人もいると思いますが、安心してください。私たちチューターが全力で支えます!

「私たちチューターと、そしてこれから出会う仲間と共に、この世界について考えてみませんか?」


いかかがでしたでしょうか?
今回は明治大学から油井健将がお送りしました!

次回は、連載「セクション紹介」編「第4回~貿易セクションのここがすごい!~」を東京女子大学の原菜摘がお送りします!

この連載も残りわずか! 引き続きよろしくお願いします!

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