連載企画「十大の活動」編、だんだん回を重ねてきましたね。

第3回は〜ついに執筆本番、運命の6月〜をお送りします!

 

皆さんこんにちは!

津田塾大学国際関係学科の吉野有美佳です。

 

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今回は、私の体験談と共に6月の活動を紹介していきます。

6月は論文執筆の大詰めの時期。本を読んで論文を書いて修正して…大忙しの月です。

 

6月の最初に待ち受けるのは、「教授相談会」です。

 

5月にも行われる教授相談会ですが、6月にはさらに完成度の高い、内容の詰まった論文案を持っていきます。前回の相談会から論文案を変更してくるセクションも多くあり、1か月の努力と議論の成果を発表する場でもあります。また、論文執筆までおよそ2週間という時期に行われるので、議論を一度集約する機会にするのも良いでしょう。

 

論文執筆直前のこの時期に先生方から直接アドバイスを頂けるのはとても有意義で、論文執筆に向けてさらに意気込む一日になります。それと共に、厳しいアドバイスを頂いて論文の方向性や一部分を大きく修正することや、時には自分たちの論文案が一から練り直しになることもあり、とても辛い一日でもあります……。

 

しかし、論文執筆までの時間は残りわずか!落ち込んでいる暇はありません!教授相談会終了直後から、論文案の修正に取り掛かっていくのです。

 

次に待ち受けるのは、十大の一番の山場である「論文執筆合宿」です。

教授相談会から論文執筆合宿にかけてのおよそ2週間は、まさに怒涛の日々です。この期間には、論文案の修正、内容の詰め、担当の割り振り、資料の収集、論文の執筆と修正とやることが本当に盛りだくさんなので、セク全員が自分の力を発揮することが求められます。まさに4月から高めてきたセクションの団結力を発揮する時です!

論文執筆合宿とは、オリンピックセンター(通称オリセン)に1泊2日で泊まり込み、論文を書き上げるものです。合宿開始から論文提出期限までおよそ24時間。時間と集中力との戦いです。

 

※過去7年間の論文はこちらからご覧頂けます

 

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▲論文執筆中。セクション全員が担当して作業を進めます。

 

 

もちろん、この24時間だけで2万5千字の論文を書き上げ、文献リストや図表を付け、体裁を整え…なんてことはできないので、合宿前から計画を立てて論文を書き進めていきます。(セク会終了後に10人以上でデニーズオールしてみたり。次の日はずっと眠かった。笑)

 

そして論文執筆合宿当日。18時頃から論文執筆に取り掛かり、深夜まで続きます。中には論文完成の目処が立たずに徹夜して取り組む人たちも。(私もそうでした…。) とにかく時間がなくて焦ります。合宿中は常に声を掛け合い、フォローし合いながら、セクションの全員が自分にできることを探してやっていました。論文を提出期限までに書き上げるには、セクションの団結力が不可欠です。

 

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▲セク員全員の思いが詰まった論文のUSBを提出。なんだか感動します。

 

体力的にも精神的にもキツい論文執筆合宿ですが、最後の論文提出の時は、本当に大きな達成感と安堵感でいっぱいでした。

 

私は論文の校閲を担当していたので、内容が他と被っていないか、内容に誤りはないか、誤字脱字はないか…などなど、セクのみんなが書いた文章を読んでは直し読んでは直しの日々でした。合宿中には、論文の一部の内容を大きく変更しなければならず、執筆担当者と相談しながら短い時間で文章を構成しました。

 

より良い論文にしようと、提出直前まで修正を繰り返し、時には厳しいことを言うことや、真っ赤に直した文章を返したこともありました。それでもセクのみんなが応えてくれて、修正する度に良い文章になっていったことがとても印象的です。また、自分の担当部分の執筆時には、セクを代表して一部分を執筆するという責任感がとても大きかったことを覚えています。

 

 

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▲論文提出後。とても良い顔をしています。

 

 

セクションで1つのチームとして同じ目標に向かい、互いに高め合っていく。それぞれが責任感と向上心を持って自分のできること、やるべきことに取り組む。辛く苦しい思いをしながら、「論文」という成果を残す。そんな熱い経験ができるのが、十大の大きな魅力の1つです。

 

論文執筆合宿が終わると、活動はひと段落します。残りの期間は7月の総括合宿の準備をしたり、3か月間の思い出を振り返ったり、論文執筆の期間にはできなかったご飯を一緒に食べて楽しんだりと、十大のクライマックスまでの時間を過ごします。論文執筆を終えて緊張感と疲労感が和らぎ、セク員の顔に笑顔と柔らかさが戻るのもこの時期です。笑

 

いかがでしたか?今回は、「論文執筆の山場」である6月を津田塾大学より吉野有美佳がお送りしました!

 

 

 

いよいよ次回、連載第1弾「十大の活動」編が最終回!

最後は明治大学、佐藤衣莉が最終回 〜感動のラスト、いよいよ総括の7月〜をお送りします。

お楽しみに!!

 

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